** 本記事は、Sophos Central Turns Ten! の翻訳です。最新の情報は英語記事をご覧ください。**
2023 年 7 月 29 日は、世界で最も普及しているクラウドベースのセキュリティプラットフォームである Sophos Central の 10 周年記念日であり、ソフォスにとって非常に意義深い節目となります。
当初 Sophos Cloud と呼ばれていたこのプラットフォームは、米国および英国の顧客向けに Sophos Endpoint および Server ソリューションをサポートしていました。
Sophos Central は現在、世界中のお客様やパートナーのために、市場をリードするソフォスのすべての次世代セキュリティサービスおよび製品を管理しています。MDR サービスや XDR セキュリティオペレーションツールから、エンドポイントソリューション、電子メールソリューション、クラウドセキュリティソリューション、ネットワークスタックに至るまで、ユーザーはすべてのセキュリティソリューションを一括で導入・管理できます。
数字で見る Sophos Central
筆者のように物事を数字で表すのが好きな方に向けて、現在の利用状況をご紹介します。
- 現在、432,000 社以上が Sophos Central を使用して自社のセキュリティを保護しています。これは、バハマあるいはアイスランドの人口を超える数です。
- Sophos Central でホストされているデバイス数は 2,570 万台で、スウェーデン、シンガポール、ニュージーランドの人口を合計した値を超えています。
- 毎日 120 TB のデータがソフォスのデータレイクにアップロードされており、全日本人が 1MB ずつアップロードした場合とほぼ同量です。
すべてのクラウドベースツールにおいて、データ主権はお客様にとって重要な検討事項です。2013 年に開設した 3 つのデータセンターに始まり、現在では EU (2 棟)、米国 (2 棟)、カナダ、オーストラリア、日本、インド、ブラジルに計 9 棟のデータセンターを展開しています。
優れたサイバーセキュリティの成果を提供
この数字が示すように、Sophos Central のプラットフォームは高い評価を得ていますが、筆者が最も誇りに思っているのは、Sophos Central がお客様やパートナー企業に提供するサイバーセキュリティの多大な成果です。サイバー防御の管理のために Sophos Central を導入している組織からは、以下のような保護および効率化のメリットが常に報告されています。
- チームが対処すべきサイバーセキュリティインシデントの件数を 85% 削減
- 毎日のサイバーセキュリティ管理に費やす時間を 90% 削減
- IT チームの効率を倍増
Sophos Central により、IT チームはコンソールを行き来せずとも、すべてのセキュリティを一元管理できるようになります。アラートの調査が必要な場合は、保護テクノロジー間でシームレスに痕跡をたどることができるため、問題の根本原因を迅速に突き止め、適切な対策を講じられます。ユーザーベースのポリシーにより、エンドポイントおよびネットワークセキュリティツールに一貫したアプローチを迅速かつ簡単に提供できます。
各組織の環境は異なりますが、Sophos Central は、お客様のニーズに柔軟に対応できるツールです。直感的なダッシュボードとワンクリックでの修正機能により、予算やスタッフに限りのある IT チームをサポートする一方、高水準の機能および細部までのこだわりにより、セキュリティスペシャリストが必要とする専門性とコントロールを提供します。
Sophos Central のこれから
最近 10 年間で、Sophos Central のインターフェイスや機能の幅と深さは大きく進化しましたが、使いやすさ、実用性、拡張性を高めようとする私たちの情熱は変化していません。
今後 1 年間、Sophos Central の専任エンジニアリングチームは、ソフォスの優れた製品チームやサービスチームと連携し、お客様にご満足いただける使いやすさや、機能・性能の飛躍的な向上を実現し、組織が防御を管理するための最高のツールを提供し続けることを保証します。
この記念すべき年を迎えるに当たって、Sophos Central は、今後ともソフォスのイノベーションと製品・サービス提供の中心であり続けます。