patch tuesday
脅威の調査

Microsoft、2 月の月例アップデートで 72 件のパッチを提供

実環境での悪用が活発化している 2 件の問題が、13 の製品グループにわたって修正される

** 本記事は、February’s Patch Tuesday treats customers to 72 patches の翻訳です。最新の情報は英語記事をご覧ください。**

2 月は 72 件のパッチと 21 件のアドバイザリが Microsoft の顧客向けにリリースされました。Microsoft が今月のセキュリティアップデートで対処した CVE には、Windows のものが 43 件含まれています。その他、12 の製品グループまたはツールも影響を受けます。対処された CVE のうち、5 件は Microsoft によって深刻度が「緊急 (Critical)」とされており、Windows、Office、Exchange、Dynamics 365に影響します。

パッチ公開時点では、そのうち 2 件の問題について実際に悪用されていることが確認されていますが、公表されているものはありません。(ただし、アドバイザリのうち 1 件は確実に悪用されています。詳細は以下で述べます。)また、Windows、Office、Exchange の脆弱性のうち 8 件 (CVSS ベーススコアが 9.8 と非常に高い、深刻度「緊急」の権限昇格問題を含む) は、Microsoft の推定によると、今後 30 日以内に悪用される可能性があります。これらの問題のうち 7 件は、ソフォスの保護機能によってカバーされています。詳しい情報は、以下の表に記載しています。

これらのパッチに加え、今回のリリースには、サンドボックスエスケープにつながる可能性のある RCE を含む Chromium/Edge 関連の CVE 6 件、サービス拒否につながる可能性のある DNS の問題に関する MITRE 発行の CVE 1 件、2 週間前に Snyk が公開投稿で開示し、その後影響を受ける他の企業がパッチを適用した、Mariner に影響する CVE-2024-21626「Leaky Vessel」問題に対処する Github 発行の CVE 1 件、および Acrobat Reader に関連する Adobe アドバイザリ 13 件に関する情報が含まれます。

以下の CVE 数およびグラフにはアドバイザリは含まれていませんが、本記事の最後に付録としてすべての情報を掲載しています。本記事の最後には、従来と同様に、Microsoft のすべてのパッチを深刻度別、悪用可能性予測別、製品ファミリ別にリストアップした 3 つの付録を掲載しています。

  • Microsoft CVE の総数: 72
  • アップデートでカバーされた Adobe アドバイザリの数: 13
  • アップデートでカバーされた Edge / Chromium の問題の総数: 6
  • アップデートでカバーされた Mariner アドバイザリの総数: 1
  • アップデートでカバーされた MITRE アドバイザリの総数: 1
  • 公開された件数: 0
  • 悪用された件数: 2

    深刻度

      緊急: 5

      重要: 65

      警告: 2

    影響

    • リモートコード実行: 30
    • 権限昇格: 16
    • スプーフィング: 10

    • サービス拒否 (DoS): 8
    • 情報漏洩: 5
    • セキュリティ機能のバイパス: 3

A bar chart showing the severity of the issues addressed in the February 2024 Microsoft patch release, sorted by impact; data is reproduced in the text of the article.

図 1: 1 月は情報漏洩の脆弱性が多数でしたが、2 月は OLE 関連の修正が多く、リモートコード実行の脆弱性がトップに返り咲きました。

製品

  • Windows: 43
  • Azure: 8
  • Dynamics 365: 8
  • Office: 5
  • .NET: 1
  • ASP.NET: 1 (Visual Studio と共通)
  • Defender: 1
  • Entra [Azure AD]: 1
  • Exchange: 1
  • Outlook 365: 1
  • Skype: 1
  • Teams for Android: 1
  • Visual Studio: 1 (ASP.NET と共通)

A bar chart showing the distribution of product families among the patches by Microsoft for February 2024; material is reiterated in the article.

図 2: Windows Defender Application Control (WDAC) の修正プログラムの多さもあり、今月は Windows の修正プラグラムが多い月となりました。

2 月の注目すべきアップデート

上述した問題の他にも、注目に値する項目がいくつかあります。

CVE-2024-21350、CVE-2024-21352、CVE-2024-21358、CVE-2024-21359、CVE-2024-21360、CVE-2024-21361、CVE-2024-21365、CVE-2024-21366、CVE-2024-21367、CVE-2024-21368、CVE-2024-21369、CVE-2024-21370、CVE-2024-21375、CVE-2024-21391 (15 件のCVE)

Microsoft WDAC OLE DB プロバイダーの SQL Server リモートコード実行の脆弱性

名前だけでなく、深刻度 (重要)、影響 (RCE)、高い CVSS ベーススコア (8.8)、そして発見者の匿名性 (Microsoft は 15 件すべてを「Anonymous」と表記) が同一の 15 件の CVE です。これらの CVE には、番号と名前以外すべて同一の追加 (関連) パッチがリリースされています。CVE-2024-21353 (Microsoft WDAC ODBC ドライバーのリモートコード実行の脆弱性) です。

CVE-2024-21404
Microsoft Entra Jira シングルサインオンプラグインの権限昇格の脆弱性

特に注目すべきこの EoP は、Microsoft が深刻度を「重要」に設定していますが、CVSS ベーススコアは「緊急」に相当する 9.8 であり、Azure AD Jira SSO プラグインを標的にしています。重要なのは、認証を行わなくても問題を引き起こせるという点です。スクリプトを使用して標的となる Jira サーバーにアクセスするだけで、攻撃者はプラグインの Entra ID SAML メタデータと情報を更新することができ、アプリケーションの認証を自由に変更できます。修正プログラムはバージョン 1.1.2 へのアップデートで、Microsoft Download Center または Atlassian Marketplace から入手できます。

CVE-2024-21410
Microsoft Exchange Server の権限昇格の脆弱性

今月、CVSS スコアが 9.8 であったもう 1 件の CVE は、NTLM リレー (パスザハッシュ) の脆弱性です。この脆弱性により、攻撃者はユーザーから窃取した Net-NTLMv2 ハッシュを脆弱な Exchange Server に対してリレーし、ユーザーとして認証できるようになります。この脆弱性は、以下のソフトウェアのさまざまなバージョンに影響を及ぼします。Exchange Server 2016、累積アップデート 23。xchange Server 2019、累積アップデート 13。Exchange Server 2019、累積アップデート 14。詳細は Microsoft の Exchange Team Blog に掲載されていますが、同社はこの脆弱性は今後 30 日以内に悪用される可能性が高いと見ています。

CVE-2024-21378
Microsoft Outlook のリモートコード実行の脆弱性

Preview Pane がこの深刻度「重要」、CVSS スコア 8.0 である RCE の脆弱性に用いられる攻撃手法であり、Microsoft は、今後 30 日以内に悪用される可能性が高いと見ています。危険は差し迫っています。(つまり、2 月には Outlook 関連の、Preview Pane をトリガーとする脆弱性の悪用が 2 つ発生することになります。一方、もう 1 件の CVE-2024-21413 は、Microsoft によって現在 Exploitation Unlikely (悪用可能性低) とマークされています。)

CVE-2024-21374
Microsoft Teams for Android の情報漏洩

この深刻度「重要」な情報漏洩の問題に対するパッチは、Google Play から入手可能です。

A bar chart showing cumulative patch counts for 2024 by impact and severity; in descending order of frequency, RCE, EoP, information disclosure, DoS, spoofing, security feature bypass.

図 3: 現在までにパッチ数はわずか 120 件と、他の年に比べてかなり遅れています。(2023 年の最初の 2 か月は 173 件、2022 年は 154 件、2021 年は 139 件、2020 年は 150 件でした。)

ソフォス製品による保護

CVE Sophos Intercept X/Endpoint IPS Sophos XGS Firewall
CVE-2024-21338 Exp/2421338-A Exp/2421338-A
CVE-2024-21345 Exp/2421345-A Exp/2421345-A
CVE-2024-21346 Exp/2421346-A Exp/2421346-A
CVE-2024-21357 Exp/2421357-A Exp/2421357-A
CVE-2024-21371 Exp/2421371-A Exp/2421371-A
CVE-2024-21379 N/A sid:2309292
CVE-2024-21412 Exp/2421412-A Exp/2421412-A
CVE-2024-21413 N/A sid:2309318, sid:2309319

 

今までと同様に、Microsoft の更新プログラムが自動的にダウンロードするのを待てない場合は、Windows Update カタログの Web サイトから手動でダウンロードできます。winver.exe ツールを実行してお使いの Windows 10 または 11 のビルドを確認し、お使いのシステムのアーキテクチャとビルド番号に対応する累積的更新プログラムパッケージをダウンロードしてください。

付録 A: 脆弱性の影響と深刻度

2 月のパッチを影響度順に並べ、さらに深刻度順に並べたリストです。各項目はさらに CVE 別に並んでいます。

リモートコード実行 (30 件の CVE)

Critical (緊急)
CVE-2024-21357 Windows Pragmatic General Multicast (PGM) のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21413 Microsoft Office のリモートコード実行の脆弱性
Important (重要)
CVE-2024-20667 Azure DevOps Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-20673 Microsoft Office のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21339 Windows USB Generic Parent Driver のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21341 Windows カーネル のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21347 Microsoft ODBC ドライバーのリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21349 Microsoft ActiveX Data Objects のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21350 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21352 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21353 Microsoft WDAC ODBC ドライバーのリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21358 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21359 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21360 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21361 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21363 Microsoft Message Queuing (MSMQ) のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21365 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21366 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21367 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21368 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21369 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21370 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21372 Windows OLE のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21375 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21376 Microsoft Azure Kubernetes Service Confidential Container のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21378 Microsoft Outlook のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21379 Microsoft Word のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21384 Microsoft Office OneNote のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21391 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21420 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性

 

権限昇格 (16 件の CVE)

Critical (緊急)
CVE-2024-21410 Microsoft Exchange Server の権限昇格の脆弱性
Important (重要)
CVE-2024-21304 TCB の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21315 Microsoft Defender for Endpoint Protection の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21329 Azure Connected Machine Agent の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21338 Windows カーネル の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21345 Windows カーネル の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21346 Win32k の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21354 Microsoft Message Queuing (MSMQ) の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21355 Microsoft Message Queuing (MSMQ) の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21371 Windows カーネル の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21397 Microsoft Azure File Sync の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21401 Microsoft Entra Jira シングルサインオンプラグインの権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21402 Microsoft Outlook の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21403 Microsoft Azure Kubernetes Service Confidential Container の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21405 Microsoft Message Queuing (MSMQ) の権限昇格の脆弱性
Moderate (警告)
CVE-2024-21364 Microsoft Azure Site Recovery の権限昇格の脆弱性

 

スプーフィング (10 件の CVE)

Important (重要)
CVE-2024-20679 Azure Stack Hub のスプーフィングの脆弱性
CVE-2024-21327 Microsoft Dynamics 365 Customer Engagement のクロスサイトスクリプティング (XSS) の脆弱性
CVE-2024-21328 Dynamics 365 Sales のスプーフィングの脆弱性
CVE-2024-21381 Microsoft Azure Active Directory B2C のスプーフィングの脆弱性
CVE-2024-21389 Microsoft Dynamics 365 (オンプレミス) のクロスサイトスクリプティング (XSS) の脆弱性
CVE-2024-21393 Microsoft Dynamics 365 (オンプレミス) のクロスサイトスクリプティング (XSS) の脆弱性
CVE-2024-21394 Dynamics 365 Field Serivice のスプーフィングの脆弱性
CVE-2024-21395 Microsoft Dynamics 365 (オンプレミス) のクロスサイトスクリプティング (XSS) の脆弱性
CVE-2024-21396 Dynamics 365 Sales のスプーフィングの脆弱性
CVE-2024-21406 Windows Print Spooler のスプーフィングの脆弱性

 

サービス拒否 (8 件の CVE)

Critical (緊急)
CVE-2024-20684 Windows Hyper-V のサービス拒否の脆弱性
Important (重要)
CVE-2024-21342 Windows DNS クライアントのサービス拒否の脆弱性
CVE-2024-21343 Windows Network Address Translation (NAT) のサービス拒否の脆弱性
CVE-2024-21344 Windows Network Address Translation (NAT) のサービス拒否の脆弱性
CVE-2024-21348 インターネット接続共有 (ICS) のサービス拒否の脆弱性
CVE-2024-21356 Windows Lightweight Directory Access (LDAP) のサービス拒否の脆弱性
CVE-2024-21386 .NET のサービス拒否の脆弱性
CVE-2024-21404 .NET のサービス拒否の脆弱性

情報漏洩 (5 件の CVE)

Critical (緊急)
CVE-2024-21380 Microsoft Dynamics Business Central/NAV の情報漏洩の脆弱性
Important (重要)
CVE-2024-20695 Skype for Business の情報漏洩の脆弱性
CVE-2024-21340 Windows カーネル の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21374 Microsoft Teams for Android の情報漏洩の脆弱性
CVE-2024-21377 Windows DNS の情報漏洩の脆弱性

 

セキュリティ機能のバイパス (3 件の CVE)

Important (重要)
CVE-2024-21362 Windows カーネルのセキュリティ機能バイパスの脆弱性
CVE-2024-21412 インターネットショートカットファイルのセキュリティ機能バイパスの脆弱性
Moderate (警告)
CVE-2024-21351 Windows SmartScreen のセキュリティ機能バイパスの脆弱性

付録 B: 悪用可能性

Microsoft が 2 月に公表した CVE のリストで、リリース後 30 日以内にすでに悪用されているか、悪用される可能性が高いと判断されたものです。各項目はさらに CVE 別に並んでいます。

悪用確認済み
CVE-2024-21351 Windows SmartScreen のセキュリティ機能バイパスの脆弱性
CVE-2024-21412 インターネットショートカットファイルのセキュリティ機能バイパスの脆弱性
30 日以内に悪用される可能性が高い脆弱性
CVE-2024-21338 Windows カーネル の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21345 Windows カーネル の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21346 Win32k の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21357 Windows Pragmatic General Multicast (PGM) のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21371 Windows カーネル の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21378 Microsoft Outlook のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21379 Microsoft Word のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21410 Microsoft Exchange Server の権限昇格の脆弱性

 

付録 C: 影響を受ける製品

2 月のパッチを製品ファミリ順に並べ、さらに深刻度順に並べたリストです。各項目はさらに CVE 別に並んでいます。複数の製品ファミリで共通のパッチは、各製品ファミリ毎に複数回記載されています。

Windows (43 件の CVE)

Critical (緊急)
CVE-2024-20684 Windows Hyper-V のサービス拒否の脆弱性
CVE-2024-21357 Windows Pragmatic General Multicast (PGM) のリモートコード実行の脆弱性
Important (重要)
CVE-2024-21304 TCB の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21338 Windows カーネル の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21339 Windows USB Generic Parent Driver のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21340 Windows カーネル の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21341 Windows カーネル のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21342 Windows DNS クライアントのサービス拒否の脆弱性
CVE-2024-21343 Windows Network Address Translation (NAT) のサービス拒否の脆弱性
CVE-2024-21344 Windows Network Address Translation (NAT) のサービス拒否の脆弱性
CVE-2024-21345 Windows カーネル の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21346 Win32k の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21347 Microsoft ODBC ドライバーのリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21348 インターネット接続共有 (ICS) のサービス拒否の脆弱性
CVE-2024-21349 Microsoft ActiveX Data Objects のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21350 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21352 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21353 Microsoft WDAC ODBC ドライバーのリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21354 Microsoft Message Queuing (MSMQ) の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21355 Microsoft Message Queuing (MSMQ) の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21356 Windows Lightweight Directory Access (LDAP) のサービス拒否の脆弱性
CVE-2024-21358 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21359 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21360 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21361 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21362 Windows カーネルのセキュリティ機能バイパスの脆弱性
CVE-2024-21363 Microsoft Message Queuing (MSMQ) のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21365 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21366 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21367 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21368 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21369 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21370 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21371 Windows カーネル の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21372 Windows OLE のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21375 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21377 Windows DNS の情報漏洩の脆弱性
CVE-2024-21391 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21405 Microsoft Message Queuing (MSMQ) の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21406 Windows Print Spooler のスプーフィングの脆弱性
CVE-2024-21412 インターネットショートカットファイルのセキュリティ機能バイパスの脆弱性
CVE-2024-21420 Microsoft WDAC OLE DB provider for SQL Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21351 Windows SmartScreen のセキュリティ機能バイパスの脆弱性

 

Azure (8 件の CVE)

Important (重要)
CVE-2024-20667 Azure DevOps Server のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-20679 Azure Stack Hub のスプーフィングの脆弱性
CVE-2024-21329 Azure Connected Machine Agent の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21376 Microsoft Azure Kubernetes Service Confidential Container のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21381 Microsoft Azure Active Directory B2C のスプーフィングの脆弱性
CVE-2024-21397 Microsoft Azure File Sync の権限昇格の脆弱性
CVE-2024-21403 Microsoft Azure Kubernetes Service Confidential Container の権限昇格の脆弱性
Moderate (警告)
CVE-2024-21364 Microsoft Azure Site Recovery の権限昇格の脆弱性

 

Dynamics 365 (8 件の CVE)

Critical (緊急)
CVE-2024-21380 Microsoft Dynamics Business Central/NAV の情報漏洩の脆弱性
Important (重要)
CVE-2024-21327 Microsoft Dynamics 365 Customer Engagement のクロスサイトスクリプティング (XSS) の脆弱性
CVE-2024-21328 Dynamics 365 Sales のスプーフィングの脆弱性
CVE-2024-21389 Microsoft Dynamics 365 (オンプレミス) のクロスサイトスクリプティング (XSS) の脆弱性
CVE-2024-21393 Microsoft Dynamics 365 (オンプレミス) のクロスサイトスクリプティング (XSS) の脆弱性
CVE-2024-21394 Dynamics 365 Field Serivice のスプーフィングの脆弱性
CVE-2024-21395 Microsoft Dynamics 365 (オンプレミス) のクロスサイトスクリプティング (XSS) の脆弱性
CVE-2024-21396 Dynamics 365 Sales のスプーフィングの脆弱性

 

Office (5 件の CVE)

Critical (緊急)
CVE-2024-21413 Microsoft Office のリモートコード実行の脆弱性
Important (重要)
CVE-2024-20673 Microsoft Office のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21378 Microsoft Outlook のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21379 Microsoft Word のリモートコード実行の脆弱性
CVE-2024-21384 Microsoft Office OneNote のリモートコード実行の脆弱性

 

.NET (1 件の CVE、Visual Studio と共通)

Important (重要)
CVE-2024-21404 .NET のサービス拒否の脆弱性

 

ASP.NET (1 件の CVE)

Important (重要)
CVE-2024-21386 .NET のサービス拒否の脆弱性

Defender (1 件の CVE)

Important (重要)
CVE-2024-21315

 

Microsoft Defender for Endpoint Protection の権限昇格の脆弱性

 

Entra (1 件の CVE)

Important (重要)
CVE-2024-21401 Microsoft Entra Jira シングルサインオンプラグインの権限昇格の脆弱性

 

Exchange (1 件の CVE)

Critical (緊急)
CVE-2024-21410 Microsoft Exchange Server の権限昇格の脆弱性

 

Outlook 365 (1 件の CVE)

Important (重要)
CVE-2024-21402 Microsoft Outlook の権限昇格の脆弱性

 

Skype (1 件の CVE)

Important (重要)
CVE-2024-20695 Skype for Business の情報漏洩の脆弱性

 

Teams for Android (1 件の CVE)

Important (重要)
CVE-2024-21374 Microsoft Teams for Android の情報漏洩の脆弱性

 

Visual Studio (1 件の CVE、ASP.NET と共通)

Important (重要)
CVE-2024-21386 .NET のサービス拒否の脆弱性

 

付録 D: アドバイザリおよび他の製品

2 月の Microsoft のリリースに含まれるアドバイザリとその他の関連する CVE に関する情報を製品別に並べたリストです。

Edge/Chromium 関連 (6 件の CVE)

CVE-2024-1059 Chromium: CVE-2024-1059 WebRTC のユーズアフターフリーの脆弱性
CVE-2024-1060 Chromium: CVE-2024-1060 Canvas のユーズアフターフリーの脆弱性
CVE-2024-1077 Chromium: CVE-2024-1077 Network のユーズアフターフリーの脆弱性
CVE-2024-1283 Chromium: CVE-2024-1283 Skia のヒープバッファオーバーフローの脆弱性
CVE-2024-1284 Chromium: CVE-2024-1284 Mojo のユーズアフターフリーの脆弱性
CVE-2024-21399 Microsoft Edge (Chromium ベース) のリモートコード実行の脆弱性

 

Windows 関連 (Microsoft 以外によるリリース) (1 件の CVE)

CVE-2023-50387 MITRE: CVE-2023-50387 DNS RRSIG および DNSKEY のバリデーションが DNS サーバーリソースをリモートで消費するのに悪用可能

 

Adobe 関連 (13 件の CVE)

CVE-2024-20726 Acrobat Reader のセキュリティアップデート
CVE-2024-20727 Acrobat Reader のセキュリティアップデート
CVE-2024-20728 Acrobat Reader のセキュリティアップデート
CVE-2024-20729 Acrobat Reader のセキュリティアップデート
CVE-2024-20730 Acrobat Reader のセキュリティアップデート
CVE-2024-20731 Acrobat Reader のセキュリティアップデート
CVE-2024-20733 Acrobat Reader のセキュリティアップデート
CVE-2024-20734 Acrobat Reader のセキュリティアップデート
CVE-2024-20735 Acrobat Reader のセキュリティアップデート
CVE-2024-20736 Acrobat Reader のセキュリティアップデート
CVE-2024-20747 Acrobat Reader のセキュリティアップデート
CVE-2024-20748 Acrobat Reader のセキュリティアップデート
CVE-2024-20749 Acrobat Reader のセキュリティアップデート