** 本記事は、Sophos Firewall v21 MR1 is now available の翻訳です。最新の情報は英語記事をご覧ください。**
Sophos Firewall OS v21 MR1 では、Sophos Firewall の拡張性、耐障害性、安定性が強化されています。
新機能
- SSL VPN – Diffie-Hellman 鍵交換により 3072 ビットまたは 4096 ビットの鍵サイズをサポートし、安全な通信とコンプライアンス要件を強化しました。UDP ベースの SSLVPN トンネルの耐障害性が強化され、デッドピア検出のタイムアウトを詳細に設定できるようになりました。
- IPsec VPN – オフロードされたポリシーベースの VPN Ipsec トラフィックの安定性が向上し、ブラウジングの遅さが解消されました。
- NAT64 – ファイアウォールは、IPv6 専用クライアントによる明示的なプロキシを介した IPv4 Web サイトへのアクセスを許可します。また、IPv6 専用クライアントのための IPv4 アップストリームプロキシもサポートされました。
- DHCP – DHCP サービスの耐障害性が強化され、エラー状態に陥った場合に自動で復旧するようになりました。
- セルラー WAN – ファイアウォールは「8.8.8.8」を 2 番目のプローブターゲットに自動的に設定することで、セルラー WAN 監視を強化します。この設定は、ISP がゲートウェイの ping をブロックする問題に対処し、手動で設定する必要性を減らします。
- SD-RED のサポート – SD-RED デバイスは、ソフォスのサポートによるリモートでのトラブルシューティングと診断に対応するようになりました。
ファームウェアおよびドキュメントの入手方法
Sophos Firewall OS v21 MR1 へのアップグレードは、Sophos Firewall のライセンスをお持ちのすべてのユーザー (XGS シリーズ、クラウド、仮想、ソフトウェアファイアウォールを含む) に無償で提供されます。
注: XG シリーズのデバイスはまもなくサポート終了となるため、直ちに XGS シリーズのデバイスにアップグレードする必要があります。これらのデバイスは v21 および v21 MR1 ではサポートされません。
このファームウェアのリリースは、当社の標準的なアップデートプロセスに従って行われます。
Sophos Central から SFOS v21 MR1 を手動でダウンロードすることで、いつでもアップデートを実行できます。手動で更新を行わない場合は、今後数週間ですべての接続デバイスに順次提供されます。アップデートが利用可能になると、ローカルデバイスまたは Sophos Central 管理コンソールに通知が表示され、お客様のご都合に合わせてアップデートのスケジュールを設定できます。
Sophos Firewall のファームウェアをできるだけ早くアップデートしてください。
Sophos Firewall OS v21 MR1 は、v21、v20、v19.5、v19.0 のすべての旧バージョンからのアップグレードが完全にサポートされています。詳細については、リリースノートの [Upgrade Information] (アップデート情報) タブを参照してください。
製品のドキュメントは、オンラインでも製品内からでもご覧いただけます。