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ソフォス、デスクトップ型ファイアウォールモデルで 5G 対応を発表

** 本記事は、Sophos introduces 5G support for desktop firewalls の翻訳です。最新の情報は英語記事をご覧ください。**

インターネット接続に苦労する場所はまだあるかもしれませんが、通信事業者がすでに行っている 5G セルラーネットワークへのインフラ投資は、有効に使われることが証明されるかもしれません。5G の潜在的なユースケースが新しいアプリケーションに拡張されるにつれて、既存のカバレッジの問題も解決される可能性があります。

リモートロケーションにおける接続の課題

ソフォスのデスクトップ型ファイアウォールアプライアンス の多くは、安定した固定ブロードバンド接続が利用可能な小売店や支店に配備されています。しかし、固定ブロードバンドをすべての拠点に導入するコストは、高すぎます。特に高速ファイバーでは、ネットワーク事業者のインフラコストが自社の投資回収の可能性を大きく上回ってしまいます。農村地域や一部の非常に大きな国で見られるような、人口密度が低い、または非常に大きく変動する場所は、最も大きな影響を受けます。

5G 固定無線アクセス (FWA)

5G が導入されて以来、モバイルテクノロジーは新たな役割を担うようになりました。5G 固定無線アクセス (FWA) は、一見矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、技術としてはネットワーク事業者が郊外と農村部の両方にコスト効率の良い高速ブロードバンド接続を提供できるようにするものなのです。5G を利用することで、事業者は、ビジネスにおけるクラウドサービスに必要な高速インターネットアクセスや、消費者向けの遅延のない HD ストリーミングサービスなどの需要に対応できるようになります。

SD-WAN をサポートする 5G

5G のユースケースは、現在のブロードバンドアクセスが制限されている地域だけに限定されるものではありません。多くのビジネス拠点では、5G セルラーネットワークを導入してトラフィックのピークをサポートしたり、SD-WANの導入でビジネスの継続性を確保するための重要な冗長/フォールバック接続オプションを提供したりすることが可能です。

完全統合された 5G

現在ソフォスは、接続性を追加するためのモジュラー拡張ベイを備えた XGS 116、126、136 の全モデル (wモデルを含む) 向けに、5G セルラーモジュールを提供しています。

本モジュールは、5G Sub-6 バンドを使用した 5G セルラーネットワーク接続を可能にし、ダウンロード速度は最大 4.5 Gbps、アップロード速度は最大 660 Mbps (キャリアや地域によって異なる場合があります) です。また、3G および 4G LTE (Cat-20) ネットワークへの自動フォールバックも可能です。

他のファイアウォールベンダーが 5G 向けの外部ソリューションしか提供できないのに対し、ソフォス製品ののオプションのスロットインモジュールは、堅牢で完全にサポートされ、ファイアウォールのコンソールから管理されるアプライアンスの一部として完全に統合されたものとなっています。これにより、外部ソリューションに比べて格段に優れた互換性と相互運用性を実現します。

このモジュールには 4 本のケーブル接続用アンテナが付属しており、最適なカバレージとパフォーマンスを可能にします。

5G 製品のサポートと可用性

現在の 3G/4G モジュールでは、すべての地域に対応するために 2 種類のバージョンが必要でしたが、5G モジュールでは 1 つの SKU で全世界*に対応することが可能です。

5G モジュールは、多くの主要なグローバルキャリアネットワークと組み合わせたメーカーによる運用テストを経ていますが、一部では使用するために追加の認証が必要な場合があります。詳細については、お近くのソフォスチームにお問い合わせいただくか、サポート技術情報 で技術的な詳細をご確認ください。

XGS 116、116w、126、126w、136、136w の各モデルは、2023年 2月 15日にリリースされた Sophos Firewall OS v19.5 MR1 にバージョンアップすることで、新しい 5G モジュールをサポートします。

価格については、お近くのソフォスの代理店またはパートナーにお問い合わせください。

* 5G モジュールは現在、ブラジルとメキシコでの販売認定を受けていません。

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